レーニン最後の模索 社会主義と市場経済 [ 松竹伸幸 ]

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社会主義と市場経済 松竹伸幸 大月書店レーニン サイゴ ノ モサク マツタケ,ノブユキ 発行年月:2009年04月 ページ数:175p サイズ:単行本 ISBN:9784272430796 松竹伸幸(マツタケノブユキ) 1955年生。

日本平和学会会員(専門は日本外交論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 革命前後の時期ー矛盾に満ちた思想と実践(「社会主義への直接の移行」へ/農業と工業では社会主義をめざさない/商業分野だけは「共産主義」的な措置/革命前におけるロシア改造計画)/第2章 戦時共産主義ー統制経済を社会主義として(食糧徴発を「共産主義」と位置づける/農業は集団化へ、企業は国有化へ/「共産主義」の挫折、ネップへの転換)/第3章 新経済政策ー市場の導入が核心だった(利権政策の導入と大工業復興問題/食糧税への移行と商業の自由/国有企業の変化と計画経済の問題/ネップのその先)/補論 ソ連崩壊は国際政治をどう変化させたか(人権問題をめぐる大きな変化/世界の平和をめぐる変化の意味/大陸ごとに変化の意味を考える) レーニンは、ロシア革命直後、そして戦時共産主義を経て、試行錯誤の末に新経済政策(ネップ)にたどりつく。

それは、社会主義建設に市場経済を導入するという独創的な戦略であった。

本書は、今日では世界共通の原理とされているこの路線にいたるまでに、レーニンが理論的・実践的にいかに格闘したかを克明に明らかにする。

本 人文・思想・社会 社会科学

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